ハンターハンター読者の間でも人気の高いドッジボール編。
本記事ではその面白さの理由を解説します。
何巻の何話に収録されているかも記載しているので、参考にしてください。
目次
ハンターハンターのドッジボールは何巻?何話?
ハンターハンターのドッジボールは、16巻と17巻に収録されています。
話数だとNo.161~No.168です。
ちなみにアニメでは84~86話になります。
ハンターハンターのドッジボールはどのような話?
ここでハンターハンターのドッジボールがどのような話なのか、一旦おさらいしておきましょう。
ハンターハンターのドッジボールとは、「G・I(グリードアイランド)編」におけるワンエピソードです。
「G・I(グリードアイランド)編」では、主人公のゴンがキルアとタッグを組み、100枚のカードを集めることがメインテーマになっています。
その際、「一坪の海岸線(レア度SS)」と呼ばれるカードを入手するためには、ソウフラビの街を支配する「レイザーと14人の悪魔」をスポーツで倒す必要があり、その種目のなかにドッジボールがあったのです。
ルールが少し特殊
ハンターハンターのドッジボールは8対8で行われ、外野は2人の状態でスタートします。基本的なルールは普通のドッジボールと同じですが、少しだけ特殊な部分があります。
- クッション性を採用
- 天井も床とみなす
- 念能力をゴリゴリ使う
たとえば、相手チームの投げたボールが敵チームの選手Aに当たり、そのまま選手Bに当たると両選手アウト判定です。
室内で試合が行われており、天井も床とみなされる点も特殊でしょう。
何より、ハンターハンターでは「念能力」と呼ばれる概念が存在し、ドッジボールの試合でも存分に使われます。
ゴムの性質を持つガムでボールを投げ返したり、強烈なパンチで大砲のようなスピードにしたり、普通のドッジボールなら絶対あり得ない展開が多いです。
ドッジボールという身近なスポーツに非現実感が加わることで、かなり手に汗握るエピソードになっています。
ハンターハンターのドッジボールが面白い理由
ハンターハンターのドッジボールは読者の中でも評価が高いです。
なぜ面白いといわれるのか、ここではその理由をいくつかピックアップします。
- 優しい顔して「えげつねぇ」レイザー
- 最強スペックと噂されるゴレイヌの活躍
- ゴンとキルアの信頼関係
優しい顔して「えげつねぇ」レイザー
ハンターハンターのドッジボールでは、何人かキーパーソンが登場します。
レイザーはその中のひとり。
「レイザーと14人の悪魔」という呼び名通り、本エピソードのラスボスです。
最初みたときは、「ポ○モンのシゲルみたいで優しそう」に見えましたが、その素性は前科11犯以上の死刑囚。
かなりの極悪人です。
残念ながら、直接的な戦闘シーンは描かれていません。
しかし、作中屈指の武闘派集団である「蜘蛛の幻影旅団」に認められるほどなので、ファンの間では「かなり強い」という評価です。
指示に従わない部下の頭を吹き飛ばすなど、残酷かつ冷静なキャラとして根強い人気があります。
最強スペックと噂されるゴレイヌの活躍
ハンターハンターの強さ議論で度々引き合いに出されるゴレイヌ。
このキャラもG・I(グリードアイランド)編で初登場し、ドッジボールでも大活躍します。
「白い賢人(ホワイトゴレイヌ)」「黒い賢人(ブラックゴレイヌ)」を巧みに操り、レイザーからも一定の評価を受けるなど、ポテンシャルがかなり高いです。
何より、はじめて念能力を使った際、いきなりゴリラ(賢人)が登場したシーンのインパクトが強く、その知的な立ち振舞いからもファンの間では「ゴレイヌさん」と呼ばれています。
ちなみに、念能力は「なんでもできる能力」ではなく、「制約と誓約」という縛り条件のもと成り立っています。
能力の特性上、作中最強と噂されるゴレイヌですが、おそらくそこまで強くないというのが私の意見です。
ゴンとキルアの信頼関係
ゴンとキルアはお互いを信頼していますが、ドッジボールではそれが試合を通して描かれています。
自分の手がボロボロなのを隠しているキルア、それに気づきながら試合に勝つことを優先したゴン。
最後の最後まで諦めない姿勢に心を打たれます。
ちなみに、ハンターハンターでトップクラスの人気を誇るヒソカですが、このドッジボールでいいとこを全部持っていきます。
興味のある方はぜひ17巻をチェックしてください。
ハンターハンターのドッジボールまとめ
今回はハンターハンターのドッジボールについてまとめました。
基本的なルールは普通のドッジボールと同じですが、クッション性や念能力など、いくつか違う点もあります。
また、現実世界のドッジボールにも、実は細かいルールが存在することをご存知だったでしょうか?
興味のある方はこちらの記事をチェックしてください。