インテリアとしても楽しめる!ジグソーパズルのおしゃれな飾り方を紹介

やっとの思いで組み上げたジグソーパズル。せっかくなら額に入れて飾っておきたいですよね。

ただ、実際に部屋に飾ろうと思っても、「きれいな状態で保管する方法がわからない…」「どうやって飾ればいいの?」と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、完成したパズルを崩さないようにするための「のり」の塗り方や額装の手順などを徹底解説!ジグソーパズルの基本的な飾り方やおしゃれに飾るポイントなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

組み上がったら次は仕上げ!ジグソーパズルの「のり」の塗り方

ジグソーパズルが組み上がったら、次に行うのが「のり付け」です。ここでは、一般的なジグソーパズルの「のり」の塗り方を説明していきます。

<のり付けの手順>
Step1.のり付けに必要なものを準備する
Step2.ジグソーパズルをきれいに整える
Step3.のりを全面に塗り広げていく
Step4.全体をしっかり乾かしたら完成

詳しく見ていきましょう。

Step1.のり付けに必要なものを準備する

まずは、ジグソーパズル専用の「のり」と、のりを塗り広げるための「ヘラ」を用意しましょう。どちらもジグソーパズルに同封されている可能性が高いですが、中には自分で用意しなければならないものもあります。オンラインショップや100円ショップなどで手軽に入手できるので、もし完成したジグソーパズルの箱の中に見当たらない場合は、新たに購入しておきましょう。

Step2.ジグソーパズルをきれいに整える

「のり」と「ヘラ」を手元に用意できたら、ジグソーパズルを外側から内側に向かって詰めていくように手で軽く整えていきます。

ただし、このときは決して力を入れてはいけません。力強く寄せてしまうと崩れてしまう恐れがあるため、ピースに隙間ができないよう、そっと詰めていきましょう。隙間がないことを目視で確認できたら、最後にパズル全体を手の平で押さえて平らになっていることを確認してください。

なお、床やテーブルがのりで汚れないよう、このタイミングでジグソーパズルを厚紙などに乗せておくと安心です。

Step3.のりを全面に塗り広げていく

ジグソーパズルを整えたら、表面にのりを乗せていきます。のりは後からへらで広げていくので、間隔が空いていてもかまいません。ただし、偏りが出ないよう、できるだけ同じくらいの間隔で乗せていきましょう。

のりを乗せたら、へらを使って全体に塗り広げていきます。隙間ができていないか確認しながら、手早く丁寧に塗り広げていきましょう。なお、のりを塗り広げる際は、 外側から内側へ向かうようにヘラを動かすと、のりが外へ飛び出すのを防げます。

Step4.全体をしっかり乾かしたら完成

のりが全体にまんべんなく広がったことを確認したら、崩れる危険のない場所で全体を乾かします。室温や置き場所にもよりますが、乾くまでの目安として2日程度見ておけばよいでしょう。全体がしっかり乾いたら完成です。

のり付けしたジグソーパズルを「額装する」手順

表面ののりが乾いたら、次はいよいよジグソーパズルを額に入れる工程です。具体的にどのような作業を行うのか、額装の流れを簡単に確認していきましょう。

<額装の手順>
Step1.ジグソーパズルに合った額縁を探す
Step2.ジグソーパズルを挟むようにしてセットする

では、解説していきます。

Step1.ジグソーパズルに合った額縁を探す

まずは、ジグソーパズルの額縁探しからです。

完成したジグソーパズルの縦と横の寸法を測り、その寸法に合うサイズの額縁を探しましょう。なお、このときは、できるだけジグソーパズルの端の部分が隠れないタイプの額縁を選ぶのがポイントです。

また、サイズのほかに、額縁のフレーム部分の色やデザインがジグソーパズルの絵柄や色に合っているかどうかも確認しておきましょう。

Step2.ジグソーパズルを挟むようにしてセットする

まず、額縁から透明のアクリル板(またはガラス)と裏板を外しておきます。次

額縁を用意できたら、次の手順でジグソーパズルをはめ込んでいきましょう。

Step1.額縁から透明のアクリル板(またはガラス)と裏板を外す
Step2.裏板の上にジグソーパズルを乗せる
Step3.ジグソーパズルの上にアクリル板を置く
Step4.フレーム部分を乗せてきれいにはまるように整える
Step5.崩れないように全体を裏返し、最後に裏板を金具で留めて完成!

少し気を付けなければならないのが、「Step2.裏板の上にジグソーパズルを乗せる」の工程です。のり付けの手順でお伝えしたように、完成したジグソーパズルは厚紙などに載せて乾燥させているため、額縁の裏板に乗せる際にこの厚紙を取らなければなりません。のりで固定されているとはいえ、一気に移動させようとすると崩れてしまう危険性があるため、ジグソーパズルを乗せた厚紙ごと一旦裏板に起き、厚紙を揺らすようにしながら少しずつ抜くようにしましょう。

ジグソーパズルの基本的な飾り方

額装が完了したら、実際にジグソーパズルを飾ってみましょう。ここでは、ジグソーパズルの基本的な飾り方を2つ紹介していきます。

<ジグソーパズルの基本的な飾り方>
・壁などに立てかけて飾る
・壁掛けタイプにして飾る

それぞれ確認していきましょう。

壁などに立てかけて飾る

大きなジグソーパズルなら、額装したままの状態で壁などにそのまま立てかけてしまってかまいません。置くだけなので壁に傷をつけることもなく、賃貸物件でも安心して飾ることができるでしょう。また、固定することがないため、部屋の模様替えなどで気軽に移動させることもできます。

壁掛けタイプにして飾る

壁掛けタイプにして飾るのも、ジグソーパズルの王道の飾り方です。基本的にはフックを張り付けたり、打ち付けたりして飾りますが、大きなパズルの場合、フックの強度が不十分だと落下してしまう恐れがあるので、十分に注意しましょう。

ジグソーパズルをおしゃれできれいに飾るコツ

ジグソーパズルは飾り方次第でおしゃれなインテリアにもなります。

そこで最後に、ジグソーパズルを部屋に飾って楽しむためのコツを6つ紹介していきます。

<ジグソーパズルをきれいに飾るための6つのコツ>
・専用のパズルフレームに入れる
・高さを目線に合わせて飾る
・デザインや色を部屋の雰囲気に合わせる
・季節に応じて変えてみる
・ジグソーパズルが変色したら交換する
・何枚も一緒に飾らない

1つずつ解説していきます。

専用のパズルフレームに入れる

ジグソーパズルをおしゃれに飾りたいときは、ジグソーパズル専用のパズルフレームを使うのがおすすめです。

パズルフレームの中には全体が透明のアクリル板でできたものもあり、こういったフレームを選べば額縁に入れたときに絵柄やデザインが切れることがありません。ジグソーパズル専用のサイズで用意されているものも多いので、額縁が大きすぎて余白が残ってしまう、というリスクも防げるでしょう。

高さを目線に合わせて飾る

ジグソーパズルを飾るときは、設置する高さを目線に合わせることも大切です。

ちなみに、この場合の目線とは、立った状態のことだけを指しているわけではありません。例えば、ダイニングキッチンに飾るならテーブルに座ったときの目線に、リビングに飾るならソファーでくつろいだときに目に入りやすい場所に飾るなど、部屋ごとに目に入りやすい位置に飾るとよいでしょう。

デザインや色を部屋の雰囲気に合わせる

これは、ジグソーパズルを購入する前に考慮すべきことですが、部屋にジグソーパズルを飾る場合、パズル自体のデザインや色と部屋の雰囲気が合っていないとチグハグな印象になってしまいます。

そのため、完成後もインテリアとして楽しみたいときは、部屋の雰囲気に合いそうなデザインのパズルと額縁を選ぶようにしましょう。

季節に応じて変えてみる

普段から趣味としてパズルを組み立てているのであれば、季節に応じて飾るパズルを変えるのもおすすめです。

四季に応じたデザインだけでなく、イベントにちなんだデザインのものを飾っておけば、お正月やバレンタインデー、ハロウィン、クリスマスなどのイベントを盛り上げるアイテムとしても活用できるでしょう。

ジグソーパズルが変色したら交換する

長い間同じ場所に飾っていると、ジグソーパズルの色があせたり日に焼けたりすることがあります。変色したままの状態で飾ってしまうと部屋の印象が悪くなってしまうため、ジグソーパズルが変色したら違うものに交換しましょう。

また、専用のパズルフレームの中にはアクリル板にUVカット加工を施したものも出ています。大切なジグソーパズルは、UVカット加工のパズルフレームを使っておくと安心です。

何枚も一緒に飾らない

ジグソーパズルをおしゃれに飾りたいときは、設置するパズルに統一感を持たせることも大切です。作った人にとっては大切なジグソーパズルでも、むやみに飾ってしまうとインテリアとしてはまとまりのない部屋になってしまいます。

そのため、どうしても複数枚飾りたいときは、同じテーマやシリーズでまとめるようにしましょう。

ジグソーパズルはインテリアとしても楽しめる!

ここまでお伝えしてきたように、お気に入りのジグソーパズルは、写真やポスターのようにインテリアとして楽しむこともできます。

のり付けの時間や手間はかかりますが、材料も手に入りやすいうえに、手順も特に難しいことはありません。好きなアニメのパズルを飾ったり、本来は手に入らないような高価な名画を飾ってみたり、部屋を彩るアイテムとして楽しめるので、保管方法に悩んでいる方はぜひ飾ってみてはいかがでしょうか。